告知・・・今にして思えば
HIV要確認告知について
前回のEntryで3年半経過した後も、鮮明に覚えている告知ですが、今考え直すと
ほぼロール・モデル(*1)
であることに気付きました。以下のサイトで「HIV検査相談 要確認・陽性告知のポイント」で出ている、告知を担当する医療従事者向けの小冊子に書いて有ります。もし、これを見てる方が医療従事者で告知しなければならない立場になった場合には、お薦めの小冊子です。今にして思えば、この時S先生が、この小冊子を熟読して告知の日を迎えたのが想像出来ます。例えば「お茶でもどうですか?」とか「HIV感染=死ではなくコントロール可能な疾患であること」を充分に説明しています。告知は告知する側も、告知される側も非常にストレスがのしかかってくるイベントです。患者さんは千差万別で、私の様に短時間(15分程度?)ショック→自己喪失感→あきらめに近い安堵感→放心状態の人もいれば、倒れてしまったり自殺を考えたりまで様々です。個人的な意見ですが医療従事者の方からは、正直に分かりやすく話をしてもらった方が安心します。※けっこう大人数で物々しいので