HIV/HCV重複感染した40代ゲイの医療記録と備忘録

HCVの治療時にHIV感染告知されて4年目のゲイ「たつ」の備忘録です。己の治療に関する経験や、ほんの少しの承認欲求を満たす雑記です。

トリーメク副作用 (※私の場合)

トリーメク服用2週間目

朝08:00のトリーメクの服用を開始して2週間経過。出勤出来ないくらいの体調だったので2016年5月24日に予定外外来でACCを受診しました。結果的には以下と診断されました。 

  1. 奇妙な発熱 => 副作用
  2. 下っ腹の激痛 => 精巣上体炎
  3. 皮膚に赤いポツポツが出来て痒い => 薬疹

 

副作用

俺「1日に熱が34℃から39℃を乱高下して、下っ腹が痛くてカラダがダルいです。」

K先生「熱はいつから出ましたか?」

俺「服用開始日の夕方くらいです」
K先生「ちょっとシャツまで脱いでみせてもらえますか?・・・薬疹出てるみたい。ズボンも脱いでもらえます?・・・あーーー」
俺「なんとなく、そんな気はしてたんですが…」
K先生「遺伝子検査するので採血と肺のレントゲン撮って戻って来て!」
言われるがままに、採血と肺のレントゲン撮影をしたら、待合室で待っていたら
K先生「だいたいの方針は薬の変更しようくらいまで決めたんだけど下っ腹の激痛は分からないなー」
俺「そう言えば下っ腹と言うよりかは片タマなんですが…」
K先生「ちょっと見せて」と診察室へ
K先生「これ痛い?腫れてるし熱持ってるね。タマ持ち上げると痛い?」
俺「…(言葉になってない声で)ものっそい痛いです」
K先生「精巣捻転症かもだけど今から至急泌尿器科で診てもらって」

 

精巣上体炎

泌尿器科に行って超音波ドップラー検査(*1)されながら

女医さん「この画面見えますか?左の睾丸は血流が有るので赤とか青の点になってますよね?右の睾丸は赤や青の点無いの分かりますか?」
俺「…(言葉になってない声で)分 か り ま す ー」
女医さん「たつさんの歳で精巣捻転症は考えにくいし、CRP値(*2)も高くて血流も多いから精巣上体炎(*3)でしょうね、睾丸を束ねている管が纏まっているところで炎症が起きているんです」
俺「ここ最近、覚えの有る性的な接触が無いんですが…」
女医さん「性行為が無くてもなりますよ。抗生物質出しておきますね!後、尿検査しておいて下さい。細菌の確認しますので」

※1 下衆く簡単に表現すると、タマをオイルまみれにしてプルーブを当ててタマへの血流を検査するもの。後から聞いたのですが、この時精巣捻転だったら緊急手術の流れになっていたとのことでした。 

日本泌尿器科学会-The Japanese Urological Association (JUA) こんな症状があったら - 陰嚢内が痛い - 一般のみなさま向けサイト (出展: 日本泌尿器科学会一般向け情報)

※2 CRPとはC-リアクティブ・プロテインの略で、体内で炎症が起きていたら上昇する値。正常値は0.2以下で、この時は3.5でした。

炎症の早期診断に役立つCRP(C反応性タンパク)の検査 (出展:http://medical-checkup.info/)

※3 精巣上体炎とは、精巣の後ろ側に位置する管である精巣上体の炎症で私の場合は、抗生物質で治りそうな範囲でした。

精巣上体炎 (出展: http://www.healthline.com/ )