HIV/HCV重複感染した40代ゲイの医療記録と備忘録

HCVの治療時にHIV感染告知されて4年目のゲイ「たつ」の備忘録です。己の治療に関する経験や、ほんの少しの承認欲求を満たす雑記です。

HIV感染確定

HIV感染確定

前回の告知から約1週間後の2012-10-30、S先生が「検査結果を知らせたいんだけどセンシティブな病気だから患者さんあまり居ない15:00くらいに診察室に来て」と調整してくれたので、検査結果を聞きに外来診察に。そこで言われたのは

  • S先生「精密検査の結果ですが…HIV感染してます。紹介状書きますから他の病院ご紹介しましょうか?」(*1)
  • 俺「(あーやっぱり確定か…)HCVの事も有るので可能であれば、ここで治療を受けたいのですが…」
  • S先生「正直なところHIV/HCVの重複感染うちでは前例が無くて…でも分かりました。明日、感染症の専門医に診てもらいましょう。それと腹部の造影剤CTを撮りましょう。」
  • 俺「CD4やウィルス量はどれくらいでしたか?」
  • S先生「CD4は623、ウィルス量は28,000ですね。今すぐ治療を開始しなくても良いとは思いますが、HIVとの重複感染は治療経験が無いので私なりに調べてみます。」

何故か本能的に継続治療を望んだのでした。いろんなパターンが有ると思いますが結果的には正解でした。なにせこの時はS先生以外への医療従事者不信が続いていたので。

※1 拠点病院のひとつでは有るのですが治療経験が少ないのと重複感染の取り扱いは治療のマネージメントが難しいので患者本人の意思を確認されたものです。